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Stallionサーチの特徴 (ドリルダウン機能/属性検索機能)

 

 Stallionサーチのもうひとつの特徴は検索結果のドリルダウン機能です

 

3)ドリルダウン機能

 Stallionに最近追加された機能がドリルダウン機能です。

これは、Stallionで検索した際に表示されるクリーム色の楕円形のもの(クラスタ)が表示されるのですがが、これは、互いに内容が似ていて、同じ仲間として分類されたもの(例:お客様からのコメント)がこのクリーム色の楕円の中に含まれています。もちろん、この楕円の中をさらに分類したらどうなるの?という疑問があって当然ですよね。では、その楕円の中を覗いてみましょう。その時に利用するのがドリルダウン機能です。この機能はその名前でおわかりかもしれませんが、ドリルで掘り進むように、楕円の中を深く掘って覗いてみるための機能です。

 

 ドリルダウンは、クラスタにカーソルを当てて、左クリックをして、ポップアップの画面の「ドリルダウン」と表示されたボタン(赤い矢印で示した部分)を押すだけで実行されます。

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※調査データ保護のため文字にはノイズが加えられて見にくくなっています

 

上の図のクラスタで濃いピンク色に変わった部分(クラスタ)に含まれる内容だけを抜き出して、その中身を

もう一度検索をして、中にどのようなものが含まれているかを調べてみます。その再検索結果が下の図です。

 

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 ※調査データ保護のため文字にはノイズが加えられて見えにくくなっています。

 

 ドリルダウンの機能は検索した結果をさらに絞り込んで見るための機能で、例えば商品Aというキーワードで検索した際に、「手ざわり」、「素材」というタイトルがついたクリーム色の楕円が表示されていたとしましょう。ここで、「手ざわり」という言葉で分類されたものだけを集めて、それを再度分類したらどうなるかを見たいときに使います。もう少し分かりやすく言うと、クリーム色の楕円は、検索結果を分類した大きな袋のようなものと考えて頂くといいと思います。ドリルダウンとは、その袋の中にはいっているものを取り出して、それをもう一度分類する機能を指します。ドリルダウンは連続して行うことができますので、最後は自分が探している情報を掘り当てることができるはずです。

 

 以下の図は数回ドリルダウンを行って絞り込みを行った結果を表示した画面です。

※調査データ保護のため文字にはノイズが加えられて見えにくくなっています。

 note!そのドリルダウンの考え方について、ここで簡単に整理しておきましょう。下の図の袋はStallionで検索した時に現れるクリーム色の楕円だと考えてください。その楕円(クラスタといいます)には多くの検索された項目が含まれています。下の図でいうと、大きめの袋の中に小さい袋が3つありますが、この大きめの袋が上の図のクリーム色の楕円のクラスタを表しています。そして、小さな袋が、大きめの袋、つまりクラスタの中に含まれる小さなクラスタを表しています。例えば、上の最初の図にある濃いピンク色のクラスタが大きめの袋、その次の二つ目の図にでてくるクラスタが小さな袋の集団ですね。つまり、大きな袋の中身である小さな袋が二つ目の図に表示されているということになります。

 下の図でいいますと、一番左の大きめの袋(クラスタ)にはA,B,Cの3つの小さな袋が入っています。この大きな袋を開けて中を覗くのがドリルダウンという作業です。さらに、その小さな袋を開けて中を覗いて見て(ドリルダウンして)、探していた項目(図の中では青の球)を取り出すことができます。この一連の作業を行うことによって、項目を絞り込んで行き、探していた項目を取り出すことができるのがドリルダウンという機能です。

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 もちろんドリルダウンの結果はネットワーク図で確認するだけでなく、クロス集計をしてグラフで確認することができます。そうすることで、対象を絞り込んだ分析ができるようになります。

 

 対象を絞り込んだ分析といえば、Stallionはもう一つ絞り込み検索をするための「属性検索機能」を持っています。

 

4)属性検索

 属性検索は、例えば、アンケート調査等で、「40代、女性で、京都府在住、商品Aと商品Bを双方買ったことがあり、ネットでの注文の経験がある方」だけを対象に検索をしたい場合などに利用します。アンケート調査の集計では、こうした特定の条件に合った回答をした人が何人いたかを調べてはいますが、これらの条件に合った方々が自由記入欄にどんなことを書いて頂いたのかを詳細に調べているケースは少ないのではないでしょうか。Stallionの属性検索を利用することで特定の条件に合致したお客様がどのようなご意見をお持ちなのか、コメントの中で重要と思われる言葉は何なのかを容易に調べることができます。

 属性検索は、以下のような画面で、各属性(性別、年齢層、居住地等)の欄に検索の対象となるキーワード(例:"男性"、"30代"、"大阪")をそれぞれ入力して、そのキーワードに合致するコメントだけを抜き出し、検索して表示させます。ワイルドカードでの検索にも対応していますので、検索窓に文字列を直接入力して検索することも可能です。

※調査データ保護のため文字にはノイズが加えられて見えにくくなっています。

 

 また、ドリルダウン機能の同様にネットワーク図だけでなく、クロス集計をしてグラフで確認することができるので、お客様の属性(年齢や性別、住所等)に応じて、どのような内容のコメントが寄せられているかを知ることができます。

 ドリルダウン機能も属性検索機能も一度検索した内容、さらに絞り込んで検索して、そのコメントにどのような言葉が含まれているのかを見ることで、「全体にどのような意見が多く含まれているか、共通する話題は何か」がわかるようになります。

クロス集計機能 arrow_backarrow_go Stallionサーチの特徴

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